淑徳高校で学んだ一番大きなものは?
中学校までバレーボール部主将を務めていましたが、自分にはチームの先頭に立って引っ張っていくリーダー性はないと思っていました。そのため「高校では縁の下の力持ちのうような存在で活躍したい」とも考えていました。ですが挑戦心や周りの支えもあり、高校でも主将を務められる事になったのです。自分の可能性を信じ続けて下さった恩師のおかげで自分に自信を持つことができたのだと思います。そしていつしか「自分も教員の道に進みたい」という思いが強くなりました。「恩師からの期待は、生徒の大きな成長につながる」ということが最大の学びだったかと思います。
卒業後から今までの道のりを教えてください。
卒業後は京都教育大学に進学し、小学校の免許に加え、技術科(中学校)と保健体育(中学校・高校)の免許を取得しました。採用試験に合格した後、北部採用枠で福知山市の成仁小学校に勤務することになりました。成仁小学校では、1年目に2年生、2年目に3年生、3年目に6年生、そして現在は5年生を担任しております。
あなたの次の夢はなんですか?
児童の可能性を見つけ、伸ばしてあげられる教員になることです。中学校の教師としてバレーに携わりたいと考えたこともありますが、小学校でも自分の力が発揮できるなと感じました。担任をする中で、はじめは反抗的だった児童が、最後には一番信頼を置いてくれた感動が今でも忘れられません。どんな時も児童に真正面から勝負ができる教員を目指したいです。