「針供養の日」の今日、使えなくなった道具に
感謝の気持ちを表す針供養を行いました。
校訓『感恩先苦』の実践である本校伝統の行事です。
裁縫や料理などがさらに上達するようにという
願いを込めて、曲がったり折れてしまった縫い針や
刃こぼれした包丁などを供養するもので、
祭壇にはやわらかいこんにゃくに刺した1年分の針や
包丁、全校生徒が書いた供養文が供えられています。
校長先生と生徒会長と共にみんなで祭壇に手を合わせたあと
各学年の代表生徒が一人ずつ供養文を朗読しました。
供養文には、針供養の行事を通して
今まで当たり前に使っていた物に対して改めて考え
授業で使っている包丁や針を含めた様々な物に感謝し
これからも大切に使っていきたいという
思いが込められていました。
針供養後、アパレルファッション系列の3年生が代表して
校庭脇の針塚に古くなった針を納め、手を合わせました。
続いて次年度の生徒会本部役員を決める選挙を行いました。
立会演説会では、先輩たちから学んだことを受け継いで、
活気のある学校を作りたいなどの決意を述べました。